コロナ禍でも過去最高売上・利益を出す店舗の特徴
目標予算を達成したい!とは全国の全店舗の店長が思っていることはなずです。
しかし、目標達成できる店舗の方が少ないですよね。
コロナ禍で来店数が少ないと会社の提示する目標予算が達成どころか大幅なマイナスでモチベーションも下がっている状況かもしれませんね。(オリンピック明けには日常が戻るといいなぁ)
そんな中、私のクライアントは過去最高売上・最高利益を何社も出しています。(たぶん周辺のライバル店は赤字だと思います。マジで全然お客様入ってない・・・)
しかも過去最高売上・利益の企業の店舗、Googleマイビジネスの口コミは全店舗平均は500件を超えています。
コロナ禍で重要なのは、商圏外のお客様にも認知してもらい来店してもらう仕組みを作ることが大切です。
もちろんコロナを予測して準備していたわけではなく、これまでのチラシ配布による商圏から少しずつ口コミで外側に広げる活動をしていました。それが4,5年前から私がクライアントにほぼ強制で取り組んでもらっています(笑)口コミによる評判集客です。
じわじわと従来の商圏から広がりが生まれています。
その結果、コロナがきても商圏が広がっているので昨年の商圏内の売上は落ちていても商圏外の売り上げがマイナス分の補填をしてくれての結果です。(ここまではさすがにデザインできたわけではないですが、顧客にとって本物の店を作ると厳選された店舗の一つにランクインする可能性が上がりますよね)
地道に積み上げた店は強い、これは間違い無いですね。
目標達成するためにはどうしたらいいか?よりも大事なこと
それは、目標達成できない理由をつぶすことです。
お客様の店選びの基準はコロナ禍のように制限された状況下ではかなりシビアになります。
それは、消毒をしているとか、表面的なことではありません。
ただでさえストレスを感じやすい環境下でストレスを与えない店づくりです。
いつもより敏感になっているお客様が快適を感じられる店は支持されます。
現に、クライアントの口コミにも滞在時間の満足を言葉にされている人が多いです。
コロナ禍での買い物や飲食体験ってピリピリするじゃないですか、やっぱり。
良い店を作ることの大切さを教えてくれたのがコロナウィルスだと思います。
ごまかしのきかない本当にお客様にとって必要な店だけが生き残る時代になったと感じています。
マイナスを作らない店づくりのコツはすべてを疑うこと
つい先日のクライアント先で話に出たのがまさに「疑う癖」についてです。
・床掃除の洗剤はこれが一番短時間で綺麗になるんだっけ?
・アルコール消毒は手動よりも自動がいいよね?
・商品の陳列見直しのタイミングは今の感覚が適切なんだっけ?
・駐車場の誘導の仕方はこれでいいのかな?
・お客様に席誘導する椅子はこの座り心地でいい?
と、キリがないからこのへんにしますが、店内の100箇所以上の見直しポイントが出てきました。
これは目に映るものすべてに疑問を持つ、というコンサルの中で行うワークの一つです。
こういうのはわざと目を変えてみないと見過ごします。
これがとても大切な方針です。
使っているものも扱うものも一緒・・・で良いわけがありません。
店舗は数年に1度のリニューアルですが、店内はまめにアップデートすることが大切です。(これがストレスフリーの継続と顧客の小さな喜びに繋がります。)
目的は働く人(スタッフ)にとっても来店する人(お客様)にとっても快適な場を作ること、です。
お客様にとってなくてはならない店を作るためには、圧倒的な基礎力が他社・他店との差別化に繋がります。
先日も友人とカフェで打ち合わせしている時に、「トイレのソープが●●(ブランド)だった」とめちゃくちゃいい匂いがすると満足していました。
この記憶は次回来店まで続きます。店内からストレスを排除してこのようにポイントを重ねられるとじわじわと商圏は口コミと共に広がります。
このブログの内容を活用していただき、今以上に良い店を作っていきましょう。