良い感じなのに売れない理由はこれだ!
良いけど売れない接客やセールスの特徴は、極端に断られることへの恐怖が強い人によくある。顧客を向けば断られても清々しい。自分のことばっかり考えているから恐怖心が強くなる。顧客を見ろ!といつも「良いけど売れない販売員」には伝えています。
— 成田直人@既存事業を爆伸びさせるコンサルタント (@naritanaoto) July 24, 2021
今日ツイートしたことについてふともっと書きたいなと思って、今書いています。
いつも以上に話がとっ散らかる可能性がありますが悪しからず(笑)
よく、あの人はいい人なのに売れない・・・
と良い人に映っているのは比較的何を頼んでも嫌な顔を一つせずに手伝ってくれるスタッフのことを指します。
身内(店内スタッフ間)では人気なのになかなか顧客の人気者にはなれずに悩むスタッフがいます。
たしかに接客や営業を見ていても「良い感じ」ではあります。しかし、接客やセールスには当然ながら社内のマニュアルが存在します。
そこにはクロージングがあるためいざクロージングの局面になると「良い人(気が弱い人)」になってしまうのです。「あとはお客様が決めてくだされば・・・」と尻込みします。
わかる、超わかる!(何を急に言い出すんだ!)
ほんっとうによくわかる!なんと言っても私も完全に一致する販売員だったのだから!!!!!
私はABCマートのアルバイトで個人売上日本一になったり、PCデポで7ヶ月で1億円を販売したことがあるのでみんな「最初から売れた」とか、「トップ販売員としての才能があった」というんだけど、マジで僕の店の最初の店長に聞いてみてくれ!絶対にNOって言うから。
奇跡OF奇跡、です。
気が弱くてなかなかお客様に「どうぞ!」「お似合いですよ!」「今だけの限定価格ですから」と言った売り込みトークがほぼほぼ使えなかったのです・・・涙
なぜなら、断られるのが怖かったから。そして、3ヶ月間全く売れないビリ販売員だったので売れない気持ちよくわかります。
私はどうやってこの窮地を脱したのか?を話せば少しでも「良い人」が「売れる人」になるきっかけになると思うので今日はそんな話をしようと思います。
どこをみて仕事をするのか?自分?顧客??
「どこをみて仕事をするのか?」
もうこれに尽きると言っても良いほど、とてつもなく重要な質問です。
人が優しくてクロージングなどもってのほかの「良い人」売れないセールスマンの多くは自分をみて仕事をしています。
いやいやいやお客様のことをよく聞いて頑張ってセールスしているよ!?と思うかもしれません。
が、私の見方は全く違います。むしろ傷つくことを恐れて「本当にこれがおすすめだ!」と思う商品があっても勧められずにいるのです。理由は、断られることが怖いからです。傷つくのが怖いのです、もっと言ってしまうとお客様から欲しいと言われるのを待っているのです。
(私と同じなので安心してください)
まずはいい人なのに売れないと言われる人はこの事実を受け入れるべきです。多くの良い人販売員はこれができません。
いつまでも待ち続けるのです、お客様から「それください」と言われるのを。
これは半分正解で半分不正解です。
私はクロージングをしなくても売れる方法を模索しました。これは正解です。
反対に、いつまでもクロージングをしなければいけないと思って頑張って接客を進めるんだけど肝心のクロージングの場面になると別人のようにおとなしくなってしまい「またにします」と断れてがっくしとなります。これは不正解です。
そもそもクロージングをしないセールスを選択すると、クロージングの場面がきません。
セールスの大半は違うプロセスを経ていきます。設計がそもそも違うのです。
良い人なのに売れない人は「クロージング型のセールス」のマニュアルをベースに接客やセールスを進めるのでうまくいかないのです。
これは本人が気づくまで永遠のループなので誰か周りにこういう人いたらこのブログの存在を教えてあげてください・笑 まじで。
(ただ、それなりに大変です。ベースを崩す勇気と認められるまで圧倒的行動量と失敗、それに伴う改善を「お前には無理だよ」と言われても貫き通す覚悟が必要になります。)
良い人なのに売れない人の多くが自分を見て仕事をしているので、「本当にお客様におすすめできる!」という自信を持てる商品を全力で薦めることを選択できるメンタルが必要になります。
顧客を見て仕事をする、というのはそういうことなのです。
断られることはあります、でも顧客を見て「本当にこの商品がおすすめだ!」と思って顧客からの欲しいを引き出せるようにセールスを自分なりにデザインして「やっぱいいです」と言われてもなんか清々しさがあるほどスッキリします。
これはぜひやってみて同じ気持ちを体感してもらいたいのですが、クロージングの局面で尻込みして「やっぱいいです」と言われるのとわけが違います。自分の中でやり切れた感覚が生まれます。
それくらい一生懸命お客様のことを考えよう、といつも私はクライアントに言っています。
みなさん!これです!
まさにこういうことをどんどん #成田FC では作っていきたいんです!!
顧客ファーストになると介在価値生まれてファンが増える。この感覚を全メンバーに感じてもらいたいのでシェア!ブログ+動画+ブログ解説が今のところのコンテンツになってます。全部見てね! pic.twitter.com/ldTQH6ngjC— 成田直人@既存事業を爆伸びさせるコンサルタント (@naritanaoto) July 24, 2021
今日#成田FCのメンバーがこんなことをサロン内に書き込んでくれました。
介在価値ってなんだろうっていう話です。顧客の欲しい商品を疑って、「いやいやいやこの商品がいいはずだ!」とプロ視点で商品を薦める(これも手順が大切)と顧客は感動してリピートしてくれるっていう話です。
ポイントは「この商品が絶対にお客様に最適!」と譲れない信念を持つことです。
昨日投稿した記事です。先程のサロン生のコメントはこの記事が元になっています。
ぜひ「良い人なのに売れない」と言う方は読んでいただくと今までの接客やセールスが間違っていたことに気づけるでしょう。
トップセールスはトップセールスになるまでにいろんな苦悩があるものです。
今日はその一面を感じっとてもらえたら嬉しいし、みんなそうやって苦難を乗り越えてトップになっていることを知って欲しいですね。