販売促進はゲーム感覚を持ち込むと爆発的に流行る!

販売促進はさまざまな形で顧客の購買意欲を刺激をします。今日は子供向けの販売促進についてお話をします。

私が担当してきた企業の中には子供に楽しんでもらうことで結果的に売上が伸びる店舗があります。

例えば携帯ショップやホームセンターなどです。そこで夏は恒例の縁日をやるのですが、あなたが想像する縁日はどんなものが想像できますか?

・ヨーヨーすくい
・スーパーボールすくい
・綿菓子
・かき氷
・金魚すくい
など

ではないでしょうか。もちろんやります。

ただ私のクライアントはちょっと変わっていて、思わず大人も楽しめてしまう縁日をやりました。

だいたい縁日は子供が楽しむもので親は退屈、もしくは子供があれやりたい、これやりたいと大騒ぎでイライラしていることが多いと思います。(私も子を持つ親として・笑)

しかし、私のクライアント店舗では一味違います。

どんなことをこれまでにやってきたのか。

・一匹1000円のデメキンすくい(300円)
・野菜の袋詰め選手権
・どでかいスーパーボールすくい!救ったら商品券プレゼント
など(これ以上書いたらどの店かわかる人にはわかってします・笑)

いかがでしょうか。ちょっと楽しそうじゃないですか。

しかも取ることができたらお子様も大声をあげて「父ちゃんすげぇ!母ちゃんすげぇ!」の連呼です。

大いに盛り上がりました。

販売促進なのでこの盛り上がる縁日を売上に変えなければいけません。通常の3倍近くのお客様に来店をしていただいた縁日イベントで売り上げはどうなったのか。はい、過去最高売上となりました。

どうやって過去最高の売上を作ったのか?(最後に超重要な理由を説明しているので最後までお読みください)

販売促進はまとめ買いを推進するパッケージ販売を仕掛ける

私がクライアントにオーダーをしたのが、「今回の販促は、家族連れが思わず欲しくなるパッケージ商品の開発をしましょう」です。

いつもなら単品でお客様が購入するようなものをすべてパッケージで販売をします。

縁日のイベントですっかり盛り上がったお客様にあれもこれもと一つ一つ商品の購買を提案するのは正直しんどいです。
(中には騒ぎすぎて声がガラガラになっているお客様もいらっしゃったほど・笑)

ですから店内に入ってこられているお客様に少ない意思決定で客単価を最大化する必要があるのです。

となるとパッケージ販売がちょうどハマります。

例えば、カビキラーであれば本体と詰め替え3つセット、バーベキューコンロ+炭+トングetc、など

このように普段は単品で取り扱っている商品をパッケージにして10%のディスカウントをして販売します。

もちろん各売場ごとに設置をしているのでPOPや売場づくりも全員真剣です。お子様がいらっしゃる家族に沢山来店してくださる日に「一人鍋特集」とかナンセンスですよね。ですから、この日はいったんすべての販売促進を止めて、お子様がいらっしゃる家族に向けた販促案を組みました。結果的にこれが爆発的に売れて過去最高売上となりました。金額は言えないのですが、創業40年で単日で最も売れた日となりました。

他にも沢山面白い事例があるのですが、また紹介しますね。試飲イベントをやって日本一炭酸水製造の機械を売った話とか、お楽しみに。

販売促進はこれで終わらない。次回イベントの募集をしてアレを売る!

そして、イベント開催をして次回のイベントも同時に申し込みの募集をします。確かホームセンターでは、「夏休みの宿題、自由研究を工場で作ろう!」でした。

大きな木材を使ってお父さんやお母さんと一緒に夏休みの自由研究をするイベントです。(これも100家族以上の申し込みになり大反響でした)

次回のイベントまで3週間です。次回の来店が約束されているのである商品が飛ぶように売れました。いったいなんだと思いますか?

電動自転車」です。

そう、その場で商品を持ち帰ることができない予約商品であり、縁日で沢山遊んで店に対しての返報性の原理が働いています。もちろん低額商品を購入いただくだけでも十分なのですが(汗)

電動自転車の試乗会をその場で行い、今日限定価格(ちょっとディスカウント)「次ちょうどイベントくるから買っちゃおうか。いつもたのしませてもらっているし。」←これです、このフレーズを言ってもらうために僕はイベントを設計していたのです。

ただ地域の人に喜んでもらいたい(という純粋な気持ちもあります)、では企業がやることではありません。企業はあくまでも儲けることが前提です。従業員の生活があるわけですから。

この時も自転車の試乗会を大型駐車場でやったところ大反響で爆発的に売れました。

最後に、すべての企画は意図を持って行うことが重要です。やることないからこれでもやるか、という販促は短絡的であり効果は限定的です。
やるからには、お客様の人生を変える商品であり、なかなか価値が伝わらない商品の販売につながる販促イベントを仕掛けたいものですね。

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