口コミ数10,000件を目指すことに決めた理由
広告型の集客から口コミ集客に切り替えたい!という企業が増えてきています。
理由は私のコラムでも何度も説明をしていますが、何より顧客獲得するための広告単価が上昇し続けているからです。
見込み客もどんどん賢くなっており、イメージで来店決定をするのではなく、基本的には口コミを確認してから予約・来店をするというプロセスを選択します。
先日私は出張先でマッサージに行ったのですが、Googleマップで調べて口コミを見る、次にホットペッパービューティの口コミを見て予約をしました。
念には念をということで2つの口コミをチェックしましたが、結果は大満足でした。
今までは、口コミよりも検索結果で上位に来るものを選んでいました(リスティング広告)し、クーポン・ディスカウントサイトを見て良さそうな店を選んでいましたよね。
今は、リアルな顧客の声が来店決定要因の最重要ポイントになっていることは間違いありません。
そこで当社ではこれまでグーグルビジネスプロフィールの口コミを1000件目指してすべてのクライアントのサポートをしてまいりました。
多くの店舗が1000件を超えている中でクライアントと協議した結果「10000件」を目指すことにしました。
理由はシンプルです。今後1000件目指す企業・店舗は増えてくるでしょうから、1000件到達する前に10000件に到達して本当に顧客にとって価値の高い店を作っていきましょう!ということです。
口コミを増やせば増やすほど集客は仕組み化されていく
当社クライアントの多くが口コミを増やす仕組みを構築しています。当たり前の話なのですが、自然に口コミが集まることはないので口コミを書いてもらうために依頼をします。
これもトークスクリプトが用意されていますし、何より顧客が口コミを書きたくなる顧客感動の仕掛けが店内に施されているため高確率で口コミ投稿をしてもらうことができます。
1000件の口コミを得るのに1年半以上かかるのですが、+500件の口コミをもらうのに半年もかかりません。
どんどん価値の高い店に成長している、ということです。
どれだけ口コミ投稿依頼のトークスクリプトを練ったところで、良い店でなければお客さまは口コミを投稿してくれることはありません。
口コミ集客に近道はなく良い店を作り上げるという王道を築き上げていくことが重要だと思っています。
・ミスや無駄や無理がない
・顧客のニーズを超える提案をする
・顧客感動を店内で複数箇所で体感できる
・スタッフの接客力が高い
・QSCの基準が高い
・オペレーション効率が高い
・働くスタッフがやりがいに満ち溢れている
と、さっと挙げただけでもこういった店をホンモノと呼んでいます。(クライアントでは各々ホンモノの店の定義を決めます)
口コミを一つ一つ集めていく過程で自店舗の未熟さと向き合い、顧客のストレスを発掘しながら店舗改善をしていく、地道な方法です。
しかし、これが結果的に口コミを集める最善策であると思っています。
例えば絶対にやってはいけないことの一つにインセンティブで口コミ投稿を依頼する、というものがあります。
これは意味がありません。
なぜならインセンティブ(特典)がもらえるから口コミを書くということになるからです。
文章に熱量も真剣さもありません。だから、口コミが集まっている店でも「素晴らしい接客でした」など30字以内で口コミ投稿が完了している店の口コミは心が動かされないため来店に結びつかないでしょう。
もちろん口コミはまず数が重要なのですが、数だけではなく、質も同様に重要です。
200字程度の口コミと数枚の写真投稿が理想です。
ここを目指してインセンティブなしで口コミを集めていくようにしましょう。
まずは100件、そして300件、500件と集められるように店舗改善を日々積み上げながら顧客に口コミ投稿を依頼したら「もちろん書くよ!」と言ってもらえる店を作っていきましょう。