目標予算を達成するために必要なセールスデザインとは?
私は、企業(店舗ビジネス)コンサルに入る際に必ず取り入れているルーティーンがあります。
最も重視しているのは問い合わせや紹介を頂いても絶対に即契約をしない、ということです。
必ずキックオフセミナー「売れ続ける店と売れない店の決定的な違いとは?」というテーマでセミナーを実施していただきます。
こんな感じのセミナーを開催していただきます (詳しくはリンクをクリックしてください)
基本的には全従業員に聞いていただくよう従業員を集めていただきます。理由は共通言語を増やすためです。
具体的に説明をすると、自責と他責・能力開発・習慣形成・売れる店を作るために必要な能力リスト、などいちいち説明をしなくても全員が聞いていれば説明の必要もないし、早い段階で文化にすることができるので全従業員を集めていただきます。
オンライン受講やアーカイブ配信で見ることも可能(キックオフのみ録画OK)となっています。
そして、当日セミナーに足を運んでくださっている方々の受講姿勢を見ます。メモを取る人、取らない人、頷く人、頷かない人、などを細かくチェックします。
その後、店舗に足を運んで従業員の方と一緒に売場を回ります。そして、役員を交えたミーティングをします。
これが私の欠かさない契約までのルーティーンです。
問い合わせや紹介でも即年間契約をしない理由
これは私だけなのかもしれませんが、「私が参画して企業変革・目標達成できるのか?」が仕事を引き受ける基準になります。
先日も業界最大手の既存クライアントから紹介頂いた子会社の教育研修をお断りさせていただきました。
別に調子に乗ってるとかそういうことではなく、単純に「この会社を変えるほどの技量はない」と判断したからです。率直に「私には難しい案件でした」と先方にも連絡しました。
(そりゃすべての企業を変えるだけの技術を目指していますが、まだまだ未熟ですね、日々鍛錬の毎日です。)
仕事を受けても結果を出す自信がなければ引き受けて儲かるのは当社だけになります。
当然クライアントはお金を払っているわけですから「あ〜成田に仕事依頼して損した」ということになります。
どれだけ当社に非がないようなサポートであってもそうなることを常に想定しています。
悪い評判は一瞬で広がります。だから私は自分が貢献できると見込める企業としか取引をしないように決めているのです。
人それぞれ仕事を受ける基準はあると思います。来た仕事は全部引き受ける!(私も起業独立した当初はこのスタイルでしたし)というのももちろんありだと思います。
そこで人間磨かれますし、気持ちで乗り切れることもあると思います。私も通ってきた道ですが、今はその選択をしないだけ、という感じですね。
日々鍛錬し続けて受けられる仕事の幅を広げる努力をしながらも確実に力になれる仕事しか受けないスタンスといえばわかりやすいかもしれませんね。
わがままであり自分の心身を大切にした意思決定をしています。
・自分が応援したい!と心から思っているので努力が苦じゃない
・目先の売上よりも未来の売上に投資する感覚を持っているので焦る必要がない
・研修やコンサルティング後の課題をほぼ完璧にこなしてくださるので怒る必要がない
・若いからといってバカにした態度を取らないので遠慮なく交渉できる
と、このように自分自身が疲弊・消耗しない環境を大切にしています。
もちろん全部が全部そうじゃないですし、起業初期はバッチコーイとなんでも受けていたので色んな経験があります。
その上で今は青枠のようなクライアントに恵まれるようになった、という話です。
(最初からこんな環境で働けたら最高なのでしょうが、マーケティング能力が皆無の私は目先のことを懸命にやってきて今につながっている感じです・笑)
これから研修講師・コンサルタントを目指すなら
もし私が今のタイミングでコンサル・研修講師として独立をするならこの手順で取り組みます。
②その業界のどんな問題や悩みを解決するのかを決める
③商品力を高める
④初期集客(広告・SNS・マーケティング)
⑤初期クライアントから確実に紹介に繋げる
⑥顧客成果をもとに出版もしくはマスに広げる手段を選定(本や雑誌)
⑦企業からの問い合わせ増
⑧永遠に結果を出し続ける
ぜひ参考になれば嬉しいです。