売上アップするためにはアイデアが欠かせない
売上アップするためには顧客を魅了するアイデアが求められます。
あと少しで目標予算が達成できる、今週+50万円売り上げるにはどうしたらいいのか?
逆に、今週+200万円売らなければショートしてしまう・・・涙
と、目標達成に向けて試行錯誤の毎日だと思います。
常に達成し続けるためにも日頃から「売上アップにつながるアイデア」をプールしておきたいですよね。
今日は、そんな店長・店舗経営者に2つのアイデア発想法を紹介します。
売上アップに欠かせない2つの質問
既存のお客様に喜ばれるイベントは何が考えられるか?
最近では公式LINEを活用する店舗が増えているので是非取り組んでいただきたいのはすでに一度来店したことがあるお客様にイベントやキャンペーンを「店舗独自」で実施することです。
全社的に行うキャンペーンはもちろんやるのですが、それ以外で店舗独自で実施する、というのがポイントです。
短期集中型の販促企画は対象を絞れば絞るほど良いです。
例えば、自店舗に来店したお客様に限定→3回以上来店、と公式LINEではこのあたりまでしか絞ることは難しいと思いますが、自店舗で顧客を管理している台帳やシステムを持っているのであれば、さらに平均購買単価1万円以上と対象を絞り込みます。
(中には公式LINE内にシステムを盛り込んで購買単価や頻度を管理できているところもありますよね。)
そして、できる限りパーソナルな連絡をする、というのが全体の流れです。
では、肝心の企画ですが、上得意客を対象にするので、シークレットな企画が良いです。
今日はシークレットセールでうまくいった企画について。
当社クライアントのアパレルで鉄板となりつつあるイベントの一つに、プライスカードに赤丸シール(10%オフ)、黄丸シール(20%オフ)と、知っている人だけが理解できるイベントです。
上得意客も宝探しのような感覚で取り組んでくれます。
初来店の人と比べても特別感が感じられる企画になります。このようにまず最初に考えるべき売上アップのアイデアの対象は上得意客からスタートしましょう。
なぜなら、自店舗の価値を誰よりも理解してくれているからです。
全スタッフが最近思わず衝動買いした、ついでにもう一つ商品を買った企画は何か?
続いて、自店舗スタッフとのミーティング時にぜひ取り上げてほしい質問の紹介です。
「最近衝動買いした商品は何?理由は??」
「思わずついで買いしてしまった商品は?どんな企画や演出でついで買いをしてしまった??」
と聞いてみましょう。
①衝動買いの多くは「これいい!」という感情が動いている証拠です。
新規の来店したお客様がウィンドウショッピングで終わらないための販促の種が隠れています。
②ついで買いをしてしまったのは「複数個買ったら割引になる」などのアイデアや商品の展示の仕方(演出)に工夫をしていることが多いです。
これで平均客単価が上がる可能性があります。
この二つの質問は入店時には買う予定がなかった商品です。しかし、店内の販促企画が心に刺さり思わず購入をしてしまったわけです。
私も先日BILLABONG(ビラボン)で思わず3着買ってしまいました。レジで3点でさらに10%オフになりますよ、の一言に心が動きました。
こういう些細な心の動きや感情を見逃さずに自分の仕事に生かしていく、ということが大切です。
ぜひスタッフとディスカッションしてみてください。
(余談ですが、①②を繰り返すと自然と他店舗での販促企画に目が行くようになります。最初のミーティングでは数がでないかもしれませんが、続ければ数が出るので続けましょう)
今日は二つの質問を紹介させていただきました。
以上です。
すぐにミーティングに取り入れられると思いますので実践してみてください。
売上を上げ続けるためには、何をするべきか?それはアイデアを生み出し顧客を魅了することです。
ぼーっとしていてもお客様はやってきてくれません。
店舗は待ち仕事ですが、自分たちから積極的にお客様を獲得する(店舗に連れてくる)施策も取り入れるのがこれからの店舗スタッフに求められるスキルの一つです。
これまで(私の現役時代とかは特に)は店舗に来店したお客様に集中していればOKでしたが、今はどの店も暇だから勤務中にスマホいじりながらインスタ更新したり各店舗工夫をして集客に繋げようと必死ですよね。
どんどん自分たちの力で獲得するためにもぜひ二つの質問を活用してみてください。
SNSでの拡散も積極的に!