SUZUKIYAの強みは圧倒的な現場力
久しぶりにテレビをつけたら近所のSUZUKIYAさんの特集がテレビ番組でやっていました。
もうあまりにも感動しすぎて昨夜はあまり眠れなかった・・・笑
スズキヤさんの名物はお惣菜とお弁当なのですが、特に一番売れているお弁当の発案者が働くパートさんというじゃないですか。
これですこれ!私が今回成田FCという店舗ビジネスコミュニティが目指すべき一つの形です。
私はあまりやりたい業態とかないんですよね。別に競争激化しているエリアでも業態でも構わない。クライアントのFC(フランチャイズ)をやりたい!というのはあるのですが、この業態じゃないとやだ!というのは全くありません。
なぜなら、昨夜のSUZUKIYAさんのように現場力を高めることが強みなだからです。私と同じ価値観を持ったメンバーが集まることで、おそらくクライアントのFCでも大口を叩くわけではなく現実的にSUZUKIYAさんと同じように店内での顧客体験やFC本体の売り方、店づくりなどを根本から変えてしまうと思っています。
これまではコンサルという立ち位置なのでクライアントの店舗でできることに制限がありましたが、自分で事業をやるとなれば話は別。完全にリミットを外して店づくりをします(うぉっしゃ〜!)。これはもう楽しみで仕方がないです。同じ価値観や志を持った仲間と1日も早く事業がしたい。
SUZUKIYA成功の鍵は経営者の店舗ビジネス観
まずは、以下のリンクを確認してから続きを読んでください。↓
店舗経営者は、①事業作るまでと②作った後、の2点のいずれかに強みを持つ必要があります。これまで出会ってきた店舗経営者はこのどちらかに強みを持っていますね。ないとやばい・笑
創業者の多くは前者で、2代目(スズキヤさんも洋子さんが継いでいる)以降の経営者は後者というのが一般的ですね。
ちなみに私もコンサルタントとして15年間事業をやっていますが、強みは圧倒的に後者です(笑) なので事業を作るのは全くわからない・・・笑 だから成田FCではクライアントのFC(フランチャイズ)ビジネスに参入するわけです。
話がそれちゃいましたが、ご覧になりました?社長自らがバイヤーとなり一流フレンチの商品を取り扱ったり季節ごとに商品がコロコロ変わります。これは事業設計思考(もちろん作った後も改善するけどやはり後者に強みを持つ人には勝てない)ではなく創業者が作ったSUZUKIYAをさらに顧客にとってなくてはならない店舗にするための発想が商品開発にこれでもかと盛り込まれています。
社長自らがお客様のニーズを拾い、素早く現場で展開するこの感覚は私が勤めていたABCマートにとても近いです。ABCマートも私が働いていた時より大きく変わりました。システムももちろんですが、商品のラインナップも売り方や儲け方も変わりましたね。ただ一つだけ変わらないのが、昨日の放送にあった通り「現場主義」の文化です。
現場で働くパートさんが年間10万食のお弁当を開発しているってまさに現場主義が推奨されない限り起こり得ないことです。
いや〜感動した本当に。私も久々にABCマートで働いていた時のことを思い出しました。よく売場作りをしていて必要になった備品とか店長を介して営業本部長に確認を取ったらすぐに備品が納品されたり・・・普通はそんなことバイトがしなくていいんだよ!ってなりますよね。働くスタッフがお客様のニーズを誰よりも理解しているので本部が偉くて現場は下みたいな文化は全くない、土日になったら本部社員も店舗に出て一緒に販売をするというABCマートの文化が大好きだったなぁと。
改めてこういう事業がしたい!と心から思ったし、今やっている成田FCの向かう方向性も間違いないと確信できました。
1年で1,2回程度しかテレビつけるかどうかくらいの確率でこの番組を引いた僕の運はやばいですね・笑
これからも毎日積み重ねていきます。